エイズ(HIV感染)は性感染症として怖いものだけど、自分には縁遠いものとは思っていませんか?
エイズの他にも、梅毒、性器ヘルペス、淋病、クラミジア、尖形コンジローマ、トリコモナス膣炎など、たった一度の性交渉でも無防備な性交渉であれば、感染してしまう性感染症はたくさんあります。
特に性器クラミジアは、女性の場合、初期症状が乏しいため感染に気付かずに過ごしてしまうことが多くあり、近年とても急増しております。そのままにしておくと、子宮頚管炎や子宮内膜炎、そして卵管炎を引き起こし子宮外妊娠や不妊症、また妊娠していれば流産や早産の原因ともなり、出産できた場合でも治療せずにいると、母子感染を起こし新生児までもが治療しなければならない状態になってしまいます。
栃木県の場合、性感染症4疾患(性器クラミジア、性器ヘルペス、尖形コンジローマ、淋病)のうち、性器クラミジア感染症は男性64.9%、女性35.1%、年齢別では男女とも20才代が多く、報告数のうち男性では41.2%、女性では55.2%を占めています。(平成17年上半期 栃木県性感染症定点医療機関報告による)このほかにも、一般的に10代の女性は他の年代に比べ、感染しやすいとも言われています。
また、クラミジア感染には性器のほかにオーラルセックスによる咽頭クラミジアもあり、このデーターでは出てこない潜在している感染者が、非常にたくさんいると思われます。無防備な性交渉はこのように様々な危険性をはらんでいます。この危険性をしっかり認識して性経験のある方は是非検査を受けてみましょう。
子宮頸がんに関しても最近ではヒトパピローマウィルス感染という性感染症が原因と考えられています。無防備な性交渉 (コンドームを使わない性交渉) によって、女性は性感染症だけでなく子宮がんのリスクまでも負ってしまうのです。
未婚、既婚に関わらず、性経験がある方は、たとえ自覚症状がなくても是非検査を受けましょう。
来院した際には、今後の性感染症に対する正しい知識、どんな治療が必要なのか、そしてどうすれば感染は防げるのか、ドクター、ヘルスケアアドバイザーが分かり易くお話をしますので、是非聞いていって下さい。
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